対談集 東と西

宗教・心理・社会・思想・哲学・教育
著者司馬遼太郎

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コメント
 

スメルジャコフ [2004年10月11日(月)]

評価:


司馬さんの本は
けっこう読んだつもりだったんですが、
こんな本もあったんですね。

それも、中世の歴史観を根本から変えたと言われる、
綱野善彦さんとの対談がなされていたなんて…
知らなかった。

内容は期待通り、面白かった、です。

例えば、製鉄から中世を見る視点。

平安から鎌倉にかけて、
鉄のカマやテツが庶民にも出まわり、
土地を効率的に耕せるようになったため、
関東を中心に土地を所有する概念が生まれたんですって。

これにより、
平安時代までの律令制(土地は天皇のもの)
という概念が崩れてきたらしいのです。
なんで、自分で耕した関東の土地が、
京都に住む天皇のものなんじゃ!というわけです。

そして、この関東の開墾者たちが武士になり、
鎌倉時代(中世)が始まったらしいですねぇ。


もうひとつ面白いことがあります。

鎌倉時代の位置づけについてです。

関東の学者は「律令制を壊したのだから、
鎌倉時代は関東の時代だ」とします。

それに対して、
関西の学者は「なんやかんや言うーでも。
天皇はんに取り込まれていたんやから、
鎌倉時代だって、関西の時代や」と言うらしいのです。

たしかに応仁の乱まで、
日本の都は京都だって言い張る人、いるもんなぁ。

































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