関ヶ原(下)

時代小説・歴史・伝奇
著者司馬遼太郎

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評価
コメント
 

スメルジャコフ [2007年09月09日(日)]

評価:



概念的な指導者の元では負け戦になってしまう。

司馬遼太郎の歴史小説や一連の発言には、
そのニュアンスが、一貫して書かれているように思う。

関ヶ原の戦いは、毛利の日和見と、小早川の裏切りにより、
西軍が敗北してしまったことは、歴史上、有名な事実だ。

ただ、『関ヶ原』では、概念で戦をする石田三成に、
その原因があるとしている。

自分にとって、都合のよい計算しかできないから、
味方の裏切りは、信じられなかったんだね。

それと、主人の秀吉とは違い、愛嬌がなかった。
理屈ばかり言って、周りの人たちに、ずいぶん恨まれたんだねぇ。

まぁ、家康に愛嬌があったかどうかは別として、
少なくとも、家康は人の業を知っていて、
戦の前に、相手方を凋落していたんだわ。



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すみません、取り乱しました。