論語講義(五)

宗教・心理・社会・思想・哲学・教育
著者渋沢栄一

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スメルジャコフ [2007年08月21日(火)]

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喜・怒・哀・楽・憎・欲の七情の発動によって、
理知が、くらませられるのである。

(中略)あらゆる機会において七頭を競うようにできてくる。

ここにおいて、その人は、めくらうまとなり、仁ここに滅却する。
これ吾凡人には、免がれ難い欠陥である。

されば紳士淑女を似って自から任ずる人は、
平和な心を持って道理に適した発情をするように、平生心がけねばならぬ。
七情の発動がよく理知に適うのが仁である。
(P10)


子曰く、君子は人の美を成し、人の悪を成さず。小人はこれに反す。
(顔淵第十二)

はんち、稼を学ばんと請う。子曰く、吾、老農に如かずと。圃をなすを学ばんと請う。
曰く、吾、老圃に如かずと。はんち出づ。子曰く、小人なるかな、はんすうや。
上、礼を好めば、則ち民敢えて敬ざることなく、上、義を好めば、則ち民敢えて服ざることなく上、真を好めば、則ち民敢えて情を用いざるをなし。
それかくのごとくなれば、則ち四方の民、その子を強負して至る。いずくんぞ、稼を用いんやと。
(子路第十三)




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すみません、取り乱しました。