評価:
工業化社会では、海外から輸入した材料で製品を作り、海外に輸出してきた。
そして、現在は、インフラやIT技術の進展により、サービスでも同様のことが可能になってきた。
アメリカの企業が、インドのエンジニアにソフト開発を依頼するのは、その一例だ。
著者はアメリア人なので、残念ながら、本書はアメリカから見た世界観になっているが、
日本のアウトソーシングやオフショアリングの現状も知りたいと思った。
仮に仕事が一定だとしたら、限られたパイを食い合うことになるが、
パイが拡大すれば、必要な専門分野が創出される。この意見は傾聴する価値あり。
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