戦争と平和(四)

小説・古典
著者トルストイ
翻訳工藤精一郎

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スメルジャコフ [2006年10月21日(土)]

評価:



 「わたしたちをしろしめす神がおわすということを信じる者だけが、
 あなたの受けられたような、大きな損失に耐えることができるのです」

 これは、ピエールが、
 夫を失い、落胆しているナターシャに言った言葉。

 キリスト教では、悲しみも、つらさも、神が与えたものという、
 感覚があるのでしょうねぇ。

 そう言えば、友人の知人が、ご主人を亡くし、
 「クリスチャンじゃなかったら、耐えられなかったかも」という
  話をしてたなぁ。

 代々、ボクの家は浄土真宗なのだけれど、
 親鸞の「悪人正機説」では、良い/悪いの価値基準は、
 人間が考えたもので、阿弥陀如来からすれば、もっと違う
 心持ちをしていた人が救われると言っている、たぶんねぇー。

 西欧では、「知恵の実」を食べるのは罪とされているし、
 日本では、人間の頭で考える価値観なんて、たいしたことねぇーや、
 ということになっている(かな?)

 「勝ち組」や「価値組」なんて、キリストや、お釈迦さんからすると、
  負け組なんですねぇ、と、悔しまぎれに言いたい今日この頃です。


 この本を読み終えるのに、ほぼ1年かかってしまった。
 だが、やはり、読む価値はあると思う。


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