小林秀雄対話集

宗教・心理・社会・思想・哲学・教育
著者小林秀雄他

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スメルジャコフ [2006年01月12日(木)]

評価:


ドフトエスキーを読むと、
ひとは、1人で生を抱え込むと
カラマーゾフ的になってしまう。
(気持ちや生活が、すさんでしまう)

だから、システムや共同体は必要なんだ、
と思ってしまう。

ヒットラーの「我が党争」を、
ぺらぺら、めくっても同じ印象があるんあだわぁ。

小林秀雄対話集」を読んでいたら、
遠からず近からずの意見が載っていたのだ。

以下、小林秀雄の発言より。


世界の方から人間を考えても、
人間の方から世界を考えても駄目だ。

人間は世界の中に、
目的性も必然性もなく、
ただ投げ出されて
不安に危険に生きて行く。

そいう人間の生存の根本に即して
人間とは何かを考えなければならぬ。



こういう言い方ができるなんて…
やはり才能のある人って、すごいんだわぁ。

ちなみに、上記の引用文は、こちらで行変えてみました。
散文詩みたいだねぇ。一言一言が太い。


手元に置いておきたい一冊!






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