パリ・ロンドン 放浪記

ノンフィクション・戦記・世界情勢
著者/監督or主演ジョージ・オーウェル
翻訳/原作者小野寺 健

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スメルジャコフ [2013年02月05日(火)]

評価:

大恐慌時代、オーウェルは、
パリで貧民になり、ロンドンで浮浪者となる。

本書は、そのルポルタージュである。

日々の暮らしぶりの記述は、さほどではないが、
ふたりの人物の魅力を感じ取ることが出来る。

ひとりは、パリで出会ったボリスである。

もとは金持ちであったが、
ロシア革命で、パリに亡命し、労働者となった。

どん底の生活でも、くじけず、
運を得ようとする好漢である。

もうひとりは、
ロンドンで出会ったボゾである。

ボゾは、
パリでペンキ屋の仕事を見つけ貯金もして、
フランス娘と婚約する。

しかし、その娘はバスにひかれ、
しかも、やけ酒をあおって仕事場に戻ったボノは、
足場から落ちて、右足をぐじゃぐじゃに砕く。
その後、彼は職を転々とし、その日暮らしの身となる。

会話としては、P219〜220が共感できる。
(本書で、一番、感じ入ったところである)。

本書では、感情的な書き方は抑えられているが、
構成により、読者に好き嫌いの判断が委ねられている
(ように感じられる)。


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