吉本隆明のメディアを疑え

自伝・伝記・エッセイ
著者/監督or主演吉本隆明

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コメント
 

スメルジャコフ [2012年04月12日(木)]

評価:



社会的、経済的な事柄を
個人に引きつけて述べられている。

指摘できそうな点もあれば、
感化されそうな部分もある。

抜粋してみよう。

「わたしの経験と実感では善いことをしたときは、
 よほどつつましく隠れるようにしないと反感が持たれるのだ」

(菅直人は)
「役人個人の不正やルーズさからくる違法行為にすべてを還元してしまい、
 無責任な構成機構にメスを入れようとしない。司法はそれに輪をかけて、
 すべてを個人の人間の悪事や不正な犯罪行為に還元するだけで。国家機構
 の犯罪そのものは、いつの間にか消えてしまう」

「情報伝達の手段は発達すればするほど、有効さや便利さを増加させる。
 しかしその本質は「意味量」の増加を第一義とし、「価値量の」の
 増加は、それに付帯するに過ぎない。「価値量」を第一義に増加させ
 るためには、ディスコミュニケーション、引きこもり、気も狂わんば
 かりの忍耐力が必要とされる」


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