1Q84 Book3

小説・古典
著者/監督or主演村上春樹

この本を読書記録に登録する。

読者ナンバー
パスワード (パスワードを忘れた場合はこちらから調べられます。)
評価
コメント
 

スメルジャコフ [2012年01月30日(月)]

評価:



BOOK3を読了。


「1Q84」はベストセラーになったが、
3冊目まで続きを読んだ人は、じつは、
それほど多くはなかったのではないか。

かつての「蟹工船」や「カラマーゾフの兄弟」の売れ行きも、
純文学のマーケットの大きさから考えたら同様のことだと思う。
(文芸誌の発行部数が、文学の原寸大のマーケトじゃないかなぁ。。)


個人的には、最後のシーンは稚拙だと思うが、
BOOK3まで読んで良かったと思う。

牛河の合理的な推理の仕方は、
読んでいるあいだ、頭がスッキリしたし、

主人公の父親が亡くなり火葬されている間、
主人公が世話になった看護婦と、
ベンチに腰掛けて缶コーヒーを飲む場面は、
この小説で一番共感を得た(風景が浮かぶ感じ)である。

それにしても、村上春樹の世間の一般的評価は高すぎると思われる。


top
by/ ホームページ制作・グラフィック・WEBデザイン 8pweb
すみません、取り乱しました。
新潟プロッポー