1Q84 BOOK1 BOOK2

小説・古典
著者/監督or主演村上春樹

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評価
コメント
 

スメルジャコフ [2011年12月27日(火)]

評価:



前作の「海辺のカフカ」に比べ、イマイチ、のめり込まなかった。


「地獄の黙示録」のラストシーンで、
カーツ大佐が殺され、次の王様の出現を示唆する有名なシーンがある。
これは、フレイザーの「金枝篇」にインスパイアーされたと言われる。


本作品は、「金枝篇」とオウム真理教をフォームとして借りて、
村上春樹の無意識のストーリーが定着していった感じがする。


婦人警官のあゆみの心理の洞察は鋭いと思うし、
「Book 2」最後の章の、天悟が昏睡状態の父親に自分の
これまでの人生のストーリィを聞かせるシーンは、好きかな。

時間を語る章(22章)は、
ベルクソンの哲学と関係するかも知れないし、しないかも知れない。


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すみません、取り乱しました。
新潟プロッポー