歴史と出会う

宗教・心理・社会・思想・哲学・教育
著者/監督or主演網野善彦

この本を読書記録に登録する。

読者ナンバー
パスワード (パスワードを忘れた場合はこちらから調べられます。)
評価
コメント
 

スメルジャコフ [2011年05月07日(土)]

評価:

「延喜式」には魚がたくさん出てくるのだが、
 農的な評価になってしまっている。
 そういう見方が出て来るのは、江戸以降から。

明治時代の学者は、既成の理論でものを考えるのではなく、
自分の目で文書や記録を読んで格闘した。

大正から昭和にかけて、江戸期の学問の流れが、
アカデミーから切られてしまった。

江戸時代には既に、
ヨーロッパの技術を消化できるだけの条件は備っていた。
御一新では、それに依存しながら、切り捨てた。

いたずらに欧化した反面、
神話を事実とした教育がなされていた。

P99に核心的な意見あり。

日本は非常に古い時代から山の木が切られていた。
にもかかわらず、まだ山は残っている。

隆慶一郎を誉めている。




top
by/ ホームページ制作・グラフィック・WEBデザイン 8pweb
すみません、取り乱しました。