10年後、新聞とテレビはこうなる

政治・経済・ビジネス・科学
著者藤原治

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スメルジャコフ [2009年11月07日(土)]

評価:


メディアとネットの融合が著者の主旨だろう。団塊の世代ということもあり、いささかテレビ寄りに語られている。融合に関しては、著者のいう201X(テレビの完全デジタル化以降)を待たないだろう。来年、アップル社から新しいプラットフォームが出れば、映像も、音声も文字も、単子本(あるいは文庫本)サイズの画面で自由に見られ、融合のイメージがつかめるようになると思う。


なお、本書の65ページの指摘は興味深い。「若者はもともとネットも新聞も信頼していないのである。つまり、ネットと新聞とどちらが信頼できるかという質問の仕方自体がおかしいのである。彼らがネットで情報を取るのは、それが信頼に足るからではなく、先の「個」への移行の帰結として、自分で判断するための参考にするためである」。


米国には、折り込みチラシの習慣がなく、その変わり、紙面でそれを知らせるそうである。ニューヨークタイムズでも発行部数が100万部の地方紙だから、このようなエリアマーケティングができるわけである。日本でも、全国紙では無理だが、地方紙ならできそうだが。


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すみません、取り乱しました。