夜の樹

小説・古典
著者トルーマン・カポーティ
翻訳川本三郎

この本を読書記録に登録する。

読者ナンバー
パスワード (パスワードを忘れた場合はこちらから調べられます。)
評価
コメント
 

スメルジャコフ [2009年10月25日(日)]

評価:


ポールオースターとカポーティが好きなメイっ子にすすめられて、短編集「夜の樹」を読んでみた。「ミニアム」はカポーティ18歳の時の作。ちなみに「グレイトギャッビー」はフィッツジェラルド20代の作である。2人は天才である、と同時に、晩年は小説が書けなくなり、酒とドラックに溺れた。もうひとつの共通点は、中西部や南部から来た一青年が、ニューヨークでファッションリーダー的存在になり、自分の本来の価値観と、理想(あるいは周囲の目)が乖離でしてしまったことである。「自分の居場所」がなくなることは、とても孤独なことだし、不幸なことだと思う。



top
by/ ホームページ制作・グラフィック・WEBデザイン 8pweb
すみません、取り乱しました。