目に見えないもの
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評価:
湯川博士の考え方や自叙伝が納まった本です。 中間子って、一瞬で、他の素粒子に転化してしまうんですねぇ。 物質を固定的なものとして、とらえがちな西洋の感覚に比べると、 なんとも東洋的で素敵です。諸行無常の響きさえ、あります。 そう言えば、空間や時間は絶対的なものでなく、 相対的なものであるとしたアインシュタインって、ユダヤ人でしたねぇ。